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ボランティア活動について

東京2020を支える学生~ボランティア活動の体験談~

各学校で行っているボランティア活動に参加した学生たちに、参加をした感想を伺いました!2020年に迫った東京2020を影で支える学生たちです。

  • 東京衛生学園専門学校
    竹岡 詩織 さん
    岳 大希 さん

  • 日本外国語専門学校
    石川 ヨシオ さん
    唐川 明子 さん
    畠山 優花 さん

日本外国語専門学校 (分野:文化教養)

--- 皆さんは既に「TOKYO2020」につながるボランティア経験をなさっていると聞きました。どのような内容か教えてください。

石川:2016年に、文部科学省と日本オリンピック委員会が主催して上野公園で実施された「リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック」のパブリックビューイングイベントに運営ボランティアとして参加しました。私が学んでいる国際関係学科の仲間たち51名で、さまざまな競技体験エリアやキッズパークなどで来場者が楽しむサポートを行いました。また、平昌オリンピックの日本選手団結団式のサポートなども経験しました。

唐川:私も石川君と同じ学科なので同様ですが、障がい者のダンスイベントである「ドレミファダンスコンサート」や、「調布市民スポーツまつり」などにもみんなで参加しました。駐車場の誘導や、出演者のアテンド、受付業務などいろんな役割を担当していい経験になりました。韓国語のコースにいる同級生は平昌オリンピックで実際に韓国に行き、現地でボランティア活動を行っていますし、学校全体でさまざまな取り組みをしているので、国際ボランティア活動はかなり身近ですね。

畠山:そうですね。私は「東京マラソン」にボランティアスタッフとして参加し、多くのランナーたちの受付を担当させていただきました。とてもいい経験でした。

--- みなさん多くの経験をされているようですが、ボランティア活動のやりがいはどんなところに感じますか?

石川:私たち自身が楽しむことで、子どもからお年寄りまで関係なく心から喜んでいただけて、笑顔と時間と思い出を共有できるところです。ボランティアなのにスタッフと思われて難しい質問を受けたりして大変なこともありますが、イベントの流れを把握し、プロデュースする側の立場で勉強する機会にもなりました。

唐川:実際に体験していただくことで、マイナー競技を少しでも知っていただき、興味を持っていただけたのは楽しかったです。また、世界中からいらっしゃる方々と、普段学んでいる語学でコミュニケーションが取れると世界がどんどん広がっていく感じがします。

畠山:東京マラソンでもスタート前のあわただしい中で、英語で細かい質問をどんどんされて大変でしたが、日本人の方にも外国人の方にも同じように笑顔で気持ちよく過ごしていただけると嬉しかったです。

--- これまでのボランティア経験で得たこと、普段の勉強が活かされたことを教えてください。

唐川:お金で買えない経験ができたと思います。普段接することのできないオリンピック選手などのアテンドをさせていただいたり、イベントの裏側を見られただけでなく、学校で学んでいる英語やスペイン語、フランス語、中国語でさまざまな方と接する機会が多く、語学を学ぶ魅力を再発見できました。

石川:「車いすの方だったらこの坂がきついな」「階段だと脚の悪い人には大変だな」とか、相手の立場に立って考えることができるようになり、何気ない日常のインフラ面への関心も持てたので、楽しいことはもちろんですがいい勉強になりますね。

左:畠山 優花さん(キャビンアテンダント・エアライン科2年)
中:石川 ヨシオさん (国際関係学科3年)
右:唐川 明子さん(国際関係学科3年)

石川さん、唐川さんも参加したリオ五輪パブリックビューイング会場にて

韓国の平昌冬季オリンピック現地会場でボランティア活動した学生たちも

--- 2020年、そしてその先に向けて、この経験をどのように活かしていきたいですか?

畠山:私は空港のグランドスタッフに就職が決まっているので、2020年が本当に楽しみです。各国の選手団や観戦者が世界中から訪れ、空港を利用されると思います。世界中の方に日本のおもてなしの良さを体験いただくチャンスだと思って実践していきたいです。

石川:私も学校で英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語を学んできたので、今後も世界の方々が日本に来た際にサポートしたり、交流していきたいですね。また、私は国際物流・貿易の会社に就職が決まっていますが、ボランティア活動を通していろいろな方と接することでコミュニケーション力が身についたと思いますし、イベントで発生した予定外のトラブルへの対応を経験して、臨機応変な対応力も身についたと思います。また、以前から関心のあった発展途上国の支援への思いもより高まりました。

唐川:私は実はオランダのホテルへの就職が決まっており、恐らく2020年は海外から日本を注目していると思います。ボランティア活動を通して海外の方の日本への関心の高さを感じたので、現地では学校での勉強やボランティアで学んだ日本文化や、日本のおもてなしの良さを発信して、もっと多くの海外の方々が日本に行くきっかけになれればいいなと思っています。


理事・事務局長平野 公美子先生

学生達の主体性、チャレンジ精神を涵養するためにもボランティア活動に積極的に取組んでいます。

本校国際関係学科のカリキュラムの中には、グローバルリーダー育成プログラム科目群という教科があります。この教科を通じてボランティア活動の機会を多く取り入れられるようにしています。国際的視野に立ち、ボランティアとして活躍することを推奨している本校では、国際関係学科の学生だけでなく、全学科の学生たちも機会があれば横断的に学外のボランティア活動に参加するよう促しています。
2011年のラクビー国際大会でのサモア代表のサポートや、2015年の世界陸上北京大会のアメリカ代表チームの直前来日サポート、2018年2月に韓国で開催された平昌オリンピックのボランティア等、本校の学生の強みでもある語学力を生かしたボランティアを数多く経験させています。教室内での知識の習得だけでなく、国際的な国家プロジェクト等へ学生として何らかの関連を持たせ、貢献を促すことで、グローバルな視点で若い学生が、国際交流も果たしながら語学で人の役に立つという実体験が出来る願ってもない機会を頂くことにつながります。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会でもボランティア活動を通して学園として貢献して参りたいと思います。