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「外国人おもてなし語学育成講座」レポート

各校が行っている「外国人おもてなし語学ボランティア育成講座」

  • 2017年4月10日 東京エアトラベル・ホテル専門学校

  • 2017年12月13日 東京スポーツ・レクリエーション専門学校

  • 2019年9月2日 駿台トラベル&ホテル専門学校

駿台トラベル&ホテル専門学校

トラベル学科の学生におもてなしを考えるきっかけを

観光サービス業界の第一線で活躍できる人材を育成する駿台トラベル&ホテル専門学校。授業と企業実習の忙しい毎日をこなすトラベル学科の1,2年生58名が、9月2日に「外国人おもてなし語学ボランティア育成講座」を受講しました。

講座の冒頭は谷中にある旅館のビデオからスタート。言葉が通じなくても自分たちのできることを外国人に提供するアットホームな旅館に、学生たちは見入っていました。

いよいよ本格的に講義に入ります。この講座ではおもてなしに必要な”相手を理解すること”と”自分の考えを発信すること”を実践的に学びます。4人一組のグループで、先生から与えられた課題に沿った話し合いを行い、グループ内での意見を集約し、他のグループの前で発表します。最初に行った自己紹介では、クラスメート同士だったからか、少し恥ずかしそうにしていましたが、だんだんと慣れていき、その後の課題では多くの意見や経験が発表されました。言葉を使わず、ジェスチャーだけであるテーマを伝えるという課題には、ジェスチャーが思うように伝わらず、多くの笑い声が聞こえてきました。語学だけでなく、ジェスチャーもうまく伝えるには工夫しないといけないということを痛感したようです。

特に学生さんたちが興味を持ったのは道案内の方法だったようで、とても熱心に講義を受けていました。近くだったら連れてってあげよう!という優しい発言もありましたが、日本に不慣れな訪日外国人に目的地までの経路をどのように伝えるかを真剣に考えました。時間、料金、乗り換えのしやすさなど、何を優先して検索するかを路線図やスマホを駆使して、最善の方法を見つけ、スマホ画面を見せたり、駅名を書いて渡すなどの方法を身に着けていました。

最後は今回の講座で学んだことをもとに、トラベル学科の「おもてなし五か条」を作成しました。「おもいやり」、「楽しむことが大事」、「ジェスチャー」、「笑顔」、「相手を尊重」の5つが彼らの5か条です。今後トラベル学科の学生さんたちはこの5か条を胸に、旅行・観光業界で活躍されることでしょう。

トラベル学科竹谷保代先生

誰とでもコミュニケーションを取ろうと思うひとつのきっかけになれば

トラベル学科の学生は卒業後、旅行業や観光業に就きます。座学だけでなく、企業実習も必須科目であるため、学生の間にさまざまな現場を経験し、卒業と同時に企業で即戦力として就業できるようなカリキュラムが組まれています。

社会に出れば、初めて話す人やクレームを言ってくる人など、自分が選んだ人ではない人と接しなければならないことが多くあります。また訪日外国人の増加に伴い、多種多様な人々とのコミュニケーションが必要な時代になりました。自分の考えを持ち、その考えを伝えたいという気持ちを持ってほしい、怖がることなく誰ともでも交流してほしい。このような願いを込めてこの「外国人おもてなし語学ボランティア育成講座」を学生たちに受講させました。

参加学生の声

トラベル学科1年飯田真菜さん

今日身につけたフレーズで旅行者の手助けをしたい

外国人旅行者が多く訪れるエリアで企業実習をしているので、声をかけられることもありましたが、なんと言っていいのかわからなかったので、対応できないままでした。これからは今日勉強したフレーズやジェスチャーなどを使って、自分にできることを精一杯やってみたいと思います。

トラベル学科1年足立歩実さん

外国人にも日本人にも今日の経験を活かしたい

“おもてなし国”代表として、日本へ旅行に来てくれる外国人旅行者に、語学や日本のことを勉強して、おもてなしをしていきたいです。将来は日本の名所で旅行者を受け入れる側に立つ職業に就くと思うので、外国人に限らず日本人にも今日学んだことを活かせると思います。

トラベル学科2年川村梨奈さん

お客様を不安にさせないためのおもてなしを心がける

改めておもてなしの大切さを知ることができました。先生もジェスチャーを使って説明してくださったのでわかりやすかったです。仕事中に訪日外国人を対応することがあるかと思いますが、自分からコミュニケーションを取り、不安にさせないように誘導できればと思います。

トラベル学科2年岩田大瑚さん

苦手なコミュニケーションを上達させる機会をもらった

以前はコミュニケーションをとることに抵抗があり、英語で聞かれてもうまく伝えられず不安を感じていました。ジェスチャーなど言葉以外も活用し、積極的に困っている人に声をかけられるようになりたいです。今後、外国の方と触れ合う機会が増えればと思います。